「やる気が出なくて仕事を辞めたい…」と感じたことは誰でもあると思います。
もし、心の中では「仕事を辞めたい!」と考えていたとしても、恐らくあなたの理性が
悩める理性
上司に辞める相談をしずらいな…
悩める理性
やる気が無いという理由で会社を辞めるのは無責任じゃないかな…
悩める理性
さすがに、やる気がないという理由だけじゃ辞めさせてくれないよな~…
何を隠そう、僕自身が全く同じ境遇で、同じことを考えていたので、気持ちは痛いほど分かります。
でも、心で「辞める」という決断を下しているのにも関わらず、上司に伝えなかったり、ウジウジしている時間が一番勿体ないですし、生産性が悪いです。
ですので、今回の記事では、仕事でやる気がなくなってしまったときに、今の会社に留まるべきか、辞めるべきか判断するための3つの基準を紹介します。それでは行ってみましょう。
Contents
よく読まれている記事:
辞める前に、そもそも「仕事でやる気が出ない理由」は何?
あなたはやる気が出なくて辞めたいと、考えていると思いますが、なぜやる気がないのでしょうか?
やる気が出ない理由は『給料が低い』、『会社での評価が低い』、『社内の人間関係』、『業務内容がつまらない』など色々あると思います。
ただし、やる気のでない一番の理由は『あなたが本当にやりたい仕事ではないから』です。つまり、『あなたの今の仕事が、あなたの人生において「本当に必要なもの」ではない』ということに気づいてしまったからなんです。
もし仮に、今のあなたの仕事が『本当にやりたいこと』であれば、いくら給料が低かろうが、会社での評価が低かろうが、人間関係が多少悪かろうが、辞めないと思うんです。
でも、残念なことに、ほとんどの人が今の業務内容は『本当にやりたいことではない』と思います。
かつての僕もそうでした。やりたくない業務で1日が埋め尽くされ、適性と合わない業務を毎日、毎日、終電までこなしていました。そうやって、仕事を続けているうちに、最終的には、このように心身に異常が出てしまったんです。
疲れやすい
ため息が多い
笑顔がなくなる
頭が常にボーッとする。
やる気が出ない。
心から楽しいと思えない。
会社に行ってもすぐ帰りたくなる
やらなきゃいけない事がたくさんあるが、やりたくない。
毎日仕事の夢をみる。
朝起きれない。
常に眠い
胃が痛い。
勝手に涙が出てくる
かつての僕もそうでした。やりたくない業務で1日が埋め尽くされ、適性と合わない業務を毎日、毎日、終電までこなしていました。そうやって、仕事を続けているうちに、最終的には、このように心身に異常が出てしまったんです。
などなど。
もし、今あなたがやる気がなくて、このような状況であれば、今まさにあなたにとって転換期であることが言えるでしょう。
あなたのやりたいこと、価値観をあぶりだすヒントをこちらの記事で詳しく書いてあるので、興味がある方は、参考にしていただければ幸いです。
▼関連記事:仕事でやる気が出ない『本当の理由』と根本的解決方法
と決断しても、上司に伝えにくかったりしますよね。
やる気がなくても、仕事を辞めていいときとは?
ここからは仕事を辞めても良いか悪いか判断するための3つの判断基準を紹介していきます。これらの3つの判断基準の内、1つでも当てはまれば、仕事辞めるという選択肢もアリだと思います。
①辞めると心の中で決断したのに、辞める時期を引き延ばしているとき
脳内の自分
もう、この仕事は辞めて、新しいことをする!!
僕も上司に言わなきゃ言わなきゃと思いながら、気づけば1カ月たってしまいました。。そして、この1カ月ってただただ悩んでいただけだったので、すごく無駄な時間を過ごしてしまいました。
ですので、辞めると心で決断しているなら、あなたの立場から見ても、会社から見ても、早めに辞めたほうが良いでしょう。
②上司になりたい人物像がいない場合
上司になりたい人物像がいない場合も、早めに会社を辞めて方向転換をしたほうが良いです。
なぜなら、上司はあなたの未来の姿です。
そこにワクワクできなければ、あなたの仕事に対するやる気はそぎ落とされていき、負の連鎖を引き起こしてしまいます。
そこにワクワクできなければ、あなたの仕事に対するやる気はそぎ落とされていき、負の連鎖を引き起こしてしまいます。
上司になりたい人がいない
↓
仕事にやる気がでない
↓
やがて、同期や後輩がかつての上司がいたポジションにつく
↓
俺は仕事ができないと自分を卑下する
↓
さらにやる気がなくなる
↓
仕事にやる気がでない
↓
やがて、同期や後輩がかつての上司がいたポジションにつく
↓
俺は仕事ができないと自分を卑下する
↓
さらにやる気がなくなる
このように、上司があなたの未来像に重ならない場合は、仕事に対するやる気は萎んでいってしまいます。ですので、辞めるという選択肢を取ることは悪いことではありません。
③十分な結果が得られていないとき
十分な結果が得られていない場合は、業務内容のレベルがあなたにとって高すぎたり、そもそもあなたの適性とマッチングしていない可能性があります。
特性と合っていない仕事をし続けるのは辛いですよね。例えば、人と接したり、接客するのは大好きなのに、仕事内容がデータの打ち込み作業だったら辛い意外の何物でもないはずです。
仕事をしている時間はなんと、人生の3分の2にもあたるので、できるだけあなたのやりたいことや特性にフィットする職業を選ぶようにしましょう。
もし、あなたが自分の性格、強み、適職がイマイチ分からなかったら、こちらの記事で詳しく説明しているので、参考にしていただければ幸いでございます。
▼関連記事:自己分析沼に落ちた僕がオススメする「社会人のための自己分析ツールまとめ」
やる気がなくても、仕事を辞めないほうが良いときとは?
あなたがもし、仕事を初めてから3カ月もたっていない場合は、もう少し様子を見たほうが良いと思います。
なぜなら、物事は一番最初が一番パワーがかかるからです。車の運転もエンジンをかける時が一番パワーを使います。
なので、新しい業務を初めて3カ月が経っていない場合は、3カ月ほど経ってから決断するようにしましょう。
▼関連記事:仕事ができるようになる考え方③:最初が一番大変!
やる気がないから仕事を辞めると決断した…けど1歩が踏み出せない…
僕がかつていた会社にも「現在の状況に不満を感じているのにも関わらず、全く行動が出来ない人」は大勢いました。
もちろん、僕もそんな人たちの一人でした。
でも、これはある意味、仕方がないのです。
なぜなら、我々人間には恒常性(ホメオスタシス)という『現状維持メカニズム』がプログラミングされています。
なぜなら、我々人間には恒常性(ホメオスタシス)という『現状維持メカニズム』がプログラミングされています。
これが脳にプログラミングにされていることによって、変化が起きるような行動は極力起こさないように設定されているんです。
原始時代、我々人間は、知らない山に踏み入っていったり、知らない洞窟の中を探索したりするのが嫌いでした。なぜかというと、何か新しいことをしたり、集団と違うことをすると『死へのリスク』が急激に高くなってしまうからです。
同じ場所、同じ仲間と、同じ食べ物をすることが生き残るための手段だったんです。
つまり、僕らのDNAには「周りのみんなと同じがベスト!」「変化は極力ないのがベスト!」ということがDNAにプログラミングされています。
つまり、僕らのDNAには「周りのみんなと同じがベスト!」「変化は極力ないのがベスト!」ということがDNAにプログラミングされています。
しかし、現代社会では普通に生活しているだけでは『死へのリスク』は限りなく0に近いですよね?
正直、転職することは『死へのリスク』はありませんし、むしろ状況が好転する可能性も大いにあります。
ですので、人間の本能は変わらないことを好む。このことを頭に入れておくだけで、あなたは辞めるために下準備をスムーズに行うことができるはずです。
もし、行動しようとしているときにブレーキがかかってしまうようなら、自分自身に『現状維持メカニズムが働いているんだな』と語りかけてあげるとスーッとブレーキが緩まるはずです。
まとめ
辞める前に、そもそも「仕事でやる気が出ない理由」は『あなたが本当にやりたい仕事ではないから』です。
【あなたのやりたいこと、価値観をあぶりだすヒント】
▼関連記事:仕事でやる気が出ない『本当の理由』と根本的解決方法
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この3つのうち、1つでも当てはまれば、やる気がないという理由で仕事を辞めても良いでしょう。
①辞めると心の中で決断したのに、辞める時期を引き延ばしているとき
②上司になりたい人物像がいない場合
③十分な結果が得られていないとき
【自分の性格や強みが分からない方への処方箋】
▼関連記事:自己分析沼に落ちた僕がオススメする「社会人のための自己分析ツールまとめ」
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しかし、もしあなたが、その業務を始めてから3カ月も経っていない場合は、やる気がなくても、仕事を辞めないで続けるようにしましょう。
また、やる気がないから仕事を辞めると決断した…けど1歩が踏み出せないなら、DNAに刻みこまれている『現状維持メカニズムが働いているんだな』と語りかけてあげると、行動することができるようになるはずです。