「会社を辞めよう!」と決断して、いざ上司に伝えようとするけど、「話が切り出せない…」
辞めにくい会社ほど一刻も早く辞めた方が良い3つの理由
会社との関係は利害関係で成り立っているから
彼は頑張り屋さんで、与えられた仕事に対して一切妥協せずに取り組んでいました。
彼は仕事ができるようになるにつれて、難易度が高い仕事をたくさん任されるようになりました。
そして、彼は持ち前の『手を抜かない精神』で任された仕事をガンガンこなしていましたが、作業時間が足りないことも多く、残業時間が日に日に長くなっていったのです。
彼は「早く帰って人間らしい生活をしたい」と思っていましたが、会社からどんどん頼りにされていたので、頑張って期待に応え続けました。
2年後、彼は1週間のうち半分は会社で寝泊まりするようになっていました。残りの半分も終電間際に帰るといったハードワークをこなしていました。
そういった生活がさらに2年続き、ついに彼は身体を壊してしまいました。診断名はうつ病です。
その時の彼は、喜怒哀楽の感情が抜け落ちており、まるで壊れたロボットのようでした。
こんな状態だったので、彼は出社しても体が辛く、デスクに1時間以上座ることもままなりませんでした。
そんな彼に対して会社側はついに『戦力外通告』を出したんです。
まさに、会社に尽くして身を粉にして働いていたのに、会社側は使えなくなったらポイ捨てしたのです。
このように会社はあなたの都合など気にしないですし、会社とあなたは利害関係で成り立っています。
代わりの人間はいるから
あなたが会社を辞めたら、まだ未熟な後輩が矢面に立つ機会が増えて、後輩が辛くて悲しい思いをするかもしれません。
また、会社に与えるインパクトも大きいので、会社の経営が傾いてしまうかもしれません。
ですが、このようにマイナスな側面だけでなく、プラスな側面にも焦点を当ててみるとどうでしょうか?
後輩が重い仕事をこなして、矢面に立ったことで、その後輩は数年間で圧倒的に成長するかもしれません。
また、あなたが会社を辞めて、会社側がダメ―ジを大きく受けたことによって、特定のマネージャーだけに負荷がかかってしまうような体系を見直すかもしれません。
そして、社員が辞めないように、社内の労働環境を見直すかもしれません。
あなたの人生のハンドルを渡してしまっているから
まとめ
辞めにくい会社ほど一刻も早く辞めた方が良い3つの理由はこちらになります。