仕事ができるようになる考え方⑬:出来事はフラットだということを理解しろ

  • 上司に怒られた…
  • お客さんからクレームが入った…
  • 急にめちゃくちゃ重い仕事を振られた…
  • こういう経験だれでもありますよね。

    この時あなたは、
    『うわー、最悪!なんで私だけなんだよ!』

    と思うかもしれません。
    僕もこのような考え方をしていたので、すごく分かります。

    しかし実は、これらの『出来事』はプラスでもマイナスでも無いんです。

    この考え方が身につけば、あなたはどんな状況下でもたくましく生きていけます。
    なので今回はこの考え方について紹介します。

    『出来事』はプラスでもマイナスでも無いってどういうこと?

    なんどもクドいですが、『出来事』事態はプラスでもマイナスでも無いんです。

    『出来事』に対して「プラスに意味づけしているか」「マイナスに意味づけしているか」によって見え方が変わってくるだけなんです。

    例を挙げましょう。

    ———————————–
    A君という営業マンがいたとしましょう。
    A君は毎日、電車で30分ほどかけて通勤しています。

    ある日A君は仕事を終わらせて、家に帰ろうと駅のホームに向かいました。
    するとホームは人でごった返しています。

    駅員さんに聞くと、どうやら人身事故が起きて、1時間ほど電車が復旧するのに時間がかかるとのことです。

    A君はすかさず、駅員さんに「この駅でオススメの居酒屋ってありますか?」と尋ねました。
    そうです。

    A君は居酒屋で時間をつぶして、1時間後に電車に乗ろうと考えていました。
    周りには、電車遅延でイライラしている人がたくさんいましたが、A君は颯爽と居酒屋に向かいました。

    居酒屋につくと、カウンター席を案内されました。

    そしてA君はたまたま隣に座った美人と意気投合して、友達になりました
    ———————————–

    「電車が遅延する」という『出来事』はこの場合プラスになりますよね。
    なぜなら電車が遅延しなかったら美女と出会えていないからです。

    人間はすぐに『出来事』をマイナス面から見ようとしてしまいます。
    しかし、『出来事』はプラスでもマイナスでもありません。

    あるのはあなたの意味付けだけです。

    なので、出来事に一喜一憂するのは止めましょう。
    どうせならプラスの側面を見てください。

    そして、一見マイナスに見える『出来事』でも、『この出来事は、俺に何を伝えようとしているのか?』とというように考えるようにしましょう

    今回この例でも、「電車が遅延」したときに『この出来事は、俺に何を伝えようとしているのか?』ということをA君は考えました。そして、A君は仕事ばっかりでなくプライベートも充実させろってことだな。と解釈して居酒屋に行きました。

    この考え方は非常におすすめです。
    『この出来事は、俺に何を伝えようとしているのか?』ということを考えることができたら、今までより2倍も3倍も成長スピードが速くなるはずです。

    プロサッカー選手の本田圭佑もこの考え方の持ち主

    本田圭佑もこの考え方を持っています。

    本田選手はロシアのCSKAモスクワに所属していたとき、
    試合で相手選手にタックルされてしまいます。

    このタックルで負傷したことにより、膝の半月板を手術することになったんです。
    サッカー選手の生命線である足を負傷してしまったので、監督、チームメイトは落ち込んでいるだろうなと思って心配していました。

    しかし本田選手本人は『ケガしてやっぱり思ったんですけど、これはチャンスやな~と』と言ったんです。
    本田選手はケガをマイナスな側面でとらえずに、弱点であるフィジカルを鍛えるために神様が時間を作ってくれたと考えていたんです。

    そして、なんと本田選手が言っていたことが、現実となります。
    復帰後、瞬発力がついたことで相手に追いつかれずにゴールを決めることが以前より圧倒的に上手くなっていました。

    当時のケガを振り返って本田選手自身もこのように語っています。

    物事は、ポジティブの角度から見れば、辛いこともチャンスとなる。

    その考える技術を身に付けて高めてください。
    そうすれば、どんな困難が起きたとしても対応できます。

    ― 本田圭佑

    まとめ

    『出来事』はプラスでもマイナスでもありません。

    だから、出来事に一喜一憂するのは止めましょう。
    そしてプラスの側面を見るという癖をつけていきましょう。

    また、一見マイナスに見える『出来事』でも、『この出来事は、俺に何を伝えようとしているのか?』とというように考えるようにしよう。

    みんなにも教えて喜ばせてあげよう!

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