やりたくない仕事はどうする?に対する解決策を網羅してみた!

  • うわー、あの仕事やりたくない…
  • ホントにこの仕事だけは勘弁して!
  • そもそも、この業務は私に向いていない…
  • などと思っているあなた。

    すごく気持ちは分かります。

    だって僕自身、やりたくない仕事でかなり苦しんだ経験があるからです。やりたくない仕事なんですけど、同時に『やらなくちゃいけない仕事』というケースがほとんどだと思います。

    嫌々、やらされている感覚で仕事をしていると、毎日がくすんだ灰色にフィルターが掛かっているかのように、つまらなくなってしまいますよね。

    ですので、この記事では僕が学んだ人間行動学に基づいて、『嫌な仕事をどうするのか?』について解決方法を紹介していきます。

    「やりたくない仕事をどうするか」について因数分解してみよう

    物事を考えるとき、因数分解するのは非常に有効です。なぜならどういう打ち手があるのか明確になるからです。

    今回「やりたくない仕事をどうするか」について因数分解すると、このようになります。

    やりたくない仕事に対する、大きな選択肢は、上記のマインドマップでもあるように3つあります。

  • 誰もやらない
  • 自分ではやらない
  • 自分でやる
  • 上から下に向かって一つづつ考えていきましょう。

    やりたくない仕事は「A. 誰もやらない」

    1. やらなくて良い仕組みを構築する

    まずは、その作業をやる必要があるかどうか考えましょう。
    昔からの風習でやっていることって往々にしてあります。

    分かりやすい例で言えば、「七面鳥の尻尾を切り落とす理由」というアメリカの物語があります。

    とあるアメリカの家族の話です。

    その家庭では代々、七面鳥をオーブンで焼く時には尻尾を切り落としていました。

    その理由を母親に訊ねると「お婆ちゃんから教わった」と言いました。
    そして祖母に訊ねると「ひいお婆ちゃんから教わった」と言いました。

    つまり、尻尾を切り落とす本当の理由は『ひいお婆ちゃん』しか知りませんでした。

    そして『ひいお婆ちゃん』に直接理由を聞いてみたところ、なんと「昔はオーブンが小っちゃかったから尻尾を切らないとオーブンに入らなかったんだよ」ということでした。

    今まで尻尾を切る理由は、

  • 味がしみこみやすいから
  • オーブンで焼くときに熱が均一に伝わるから
  • などと、勝手に想像していましたが、実際はオーブンに入らなかったから、尻尾を切っただけでした。

    これと同じようなことは、会社でもあります。
    実際に僕が勤めていた会社でも、先方に提出するレポートが鬼のようにありましたが、「これってぶっちゃけ無駄じゃない?」というレポーティング作業が洗えばたくさん出てきました。

    ですので、そもそも、「その嫌な仕事をしないで済むか?」ということを考えるようにしましょう。

    やりたくない仕事は「B. 自分では、やらない」

    2. 自動化する

    自動化できるものは、自動化するようにしましょう。

    僕の場合は、レポートを作成するときに、関数をあらかじめ組んだりして、自動的に計算してくれるような仕組みなどを作っていました。

    3. 他人に任せる

    あと、抵抗がある人がいるかもしれませんが、「やりたくない仕事」を他人に任せるという手段もあります。

    サム
    自分がしたほうが、絶対効率的だし早いんだよね!
    と初めはと思うかもしれません。

    しかし、後輩を育成して、後輩が完璧にこなせるように指導すれば、それ以降はあなたはノータッチで他の業務に取り組むことができます。

    ですので、「やりたくない仕事」は任してしまったほうが、手離れしたら圧倒的に楽になります

    C. 自分でやる

    やりたくない仕事だけど自分でしなければいけない場合は、自分でするしかありませんよね。

    自分でやるパターンでも3パターンあるので、それぞれ解説していきます。

    4. 嫌だな~という気持ちでする

    これは今のあなただと思います。
    この状況を打破するためには、『外的動機(モチベーション)』もしくは、『内的動機(インスピレーション)』を使う必要があります。

    5. 外的動機(モチベーション)を使って頑張る

    これは、良く使われる手法ですが、あなたの心では「やりたくない!」と訴えています。ですので、エネルギーを使いますし、外的動機(モチベーション)が常に必要になってしまうという欠点があります。

    要するに、常にニンジンが目の前にないと、走ることができない馬と同じです。外的動機(モチベーション)に頼っているうちは、仕事で心から幸せになるのは難しいでしょう。

    6. 内的動機(インスピレーション)を使って気持ちよくする

    この方法を僕は一番、オススメします。

    この方法だと、あなたがその業務に対して『価値があるもの』という認識になっているので、抵抗なく前向きな気持ちで「やりたくない仕事」をすることができます。(正確には「やりたくなかった仕事」ですが。)

    この内的動機(インスピレーション)を使う方法は、まずは、あなたの行動を無意識的に決定している『あなたの価値観』を特定します。

    そして、『したくない仕事』が『あなたの価値観』に貢献しているように認識を変えて紐づけてあげるという方法です。

    具体的にこちらの記事で説明しているので、参考にしていただければと思います。
    ⇒仕事が嫌いな人必見!仕事が嫌いになってしまう本質的原因と解決方法

    まとめ

    上記の画像にもあるように、まずは、自分がしなくて良い方法を考えるようにしましょう。

    そして、どうしても自分がする必要がある場合は、内的要因(インスピレーション)を使って、抵抗感なく仕事をするようにしましょう。

    内的要因(インスピレーション)を使うためには、あなたの価値観のNo1(最高価値)を特定して、やりたくない仕事が、あなたの最高価値を満たしている認識するためのワークをする必要があります。

    この詳しいやり方については、こちらの記事で解説しています。

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