仕事で上司に怒られるのが怖い人必見!原因と対策を総まとめ

「上司が怖くて委縮してしまう…」
「仕事ができないやつだと思われるのが怖いな…」
「上司から怒鳴られるのが嫌だな…」

などと悩んでいませんか?

今回は上司に怒られるのが怖い「原因」と「その具体的な解決方法」を紹介するので、是非参考にしてください。

上司が怖い4つの理由

上司が怖いといっても、怖いという感情が湧き出てくる原因はバラバラだと思います。まずは、あなたが、その上司をなぜ怖いのかという部分を知る必要があります。

①すぐ怒鳴るから
すぐに怒鳴る人ってどこにでも居ますよね。
僕も怒鳴られると委縮しちゃうタイプなので、すごく気持ちは分かります。

一定数、怒鳴ることで「相手をコントロールしたい」「ストレスを発散したい」という人もいます。

しかし、話し方や発言の表面だけ見るのは辞めましょう。
怒鳴っているというノイズを取り除き、「なんでこの人は怒っているんだろう?」「何に対して怒っているんだろう?」ということにフォーカスしてください。

そうすることで、怒られる機会は圧倒的に少なくなるはずです。

②自分自身が否定されていると感じてしまうから

怒られ続けていると、人格まで否定されているような気持ちになるかもしれません。
しかし、「怒られている内容」と「あなたの人格」は全くリンクしていません。

もし仮に「あなたの人格」を怒ったり否定してくる職場なら、退職を考えても良いと思います。

③自分が出来ないという現実を受け止められないから
人間は誰しも指摘されたくないですし、怒られたくないですよね。
でも、自分ができていないという事実を真摯に受け止めるようにしましょう。

人間なのでミスするのは当然です。だから、「いかに同じミスをしないか」という部分に注力するようにしましょう。

④過去の経験がトラウマになっているから
あなたの父親は、癇癪もちで怖かったですか?

この質問に当てはまる人は、上司と自分の父親を重ねてしまって怖くなっているケースが多いです。

解決するために、まずは父親と和解することが必要です。
そうすることで、上司に対する見方も変わるでしょう。

よく人材開発セミナーなどでは、
—————-
『父親との関係性』=『社会との関係性』とリンクしており
『母親との関係性』=『周りの人間関係』とリンクしている。
—————-
といわれています。

なので、まずは両親と和解をすることで、今の人間関係や、社会との関係性を劇的に改善できる場合があります。

上司が怖い時の対処法

いよいよ上司が怖いときにどう対処していくかという話に入っていきます。
対処方法は、「怒られている時の対処法」と、「普段から心がける部分」の2つに分けて解説しています。

上司が怖い時の6つの対処方法(怒られている時編)

①まずは最後まで話を聞く
②ちゃんと聞いているということをアピールする
③怒られた内容を確実に理解する
④2度目のミスが発生しないような仕組みを考える
⑤人のせいにせず、自分に矢印を向ける
⑥相手の目をしっかり見る
①まずは最後まで話を聞く
途中で反論したくなっても、まずは相手の言い分を聞きましょう。

あなたに非がないと思ったとしても相手の主張を『受け止める』必要があります。
『受け入れる』必要はありませんが、「ちゃんとあなたの話を聞いてますよ」と『受け止める』必要があります

これは7つの習慣でも出てきますが、相互理解というやつですね。

少しでもあなたに非がある場合は真摯にミスを受け止めましょう。
「でも」とか「だって」という言葉で反論すると上司をイラつかせちゃうので注意です。

②ちゃんと聞いているということをアピールする

1の内容とも似てきますが、「あなたの話をちゃんと聞いてますよ」と態度で示すことは重要です。なぜなら相手は肯定されていると感じるので、必要以上に攻撃はしにくくなるからです。

具体的な方法としては、メモを取ったり、バックトラッキングが挙げられます。
バックトラッキングとは、相手が言った言葉を繰り返すということです。

バックトラッキングの注意点としては、言葉を繰り返しすぎると、オウム返しみたいになってしまうことです。
「お前舐めてんのか?」となってしまわないように、適度に繰り返すようにしましょう。

③怒られた内容を確実に理解する
怒られた内容は必ず理解するようにしましょう。
言っていることが分からなかったら「確認させていただきたいのですが、~~という認識で間違いないでしょうか?」と確認をとるようにしましょう。

怒られている場面で、確認は取りづらいかもしれません。
しかし、再度同じミスを繰り返す方が怒られます。

なので上司が怖いかもしれませんが、上司が何に対して怒っているか理解するようにしましょう。

④2度目のミスが発生しないような仕組みを考える

先ほども書きましたが、2度目ミスはさらに上司を怒らせることにつながります。
なので、同じミスをしない仕組みを作りましょう。

例えば、提案書を見せたときに、上司に「初めの俺の指示と全然違うじゃん!」と言われて怒られたとします。
すると次からは、提案書の大枠ができた時点で、「このように提案書作っていく予定ですが、問題ないですか?」と事前確認する仕組みを取り入れるということです。

⑤人のせいにせず、自分に矢印を向ける

「他人」と「過去」はコントロールすることができません。
なので「自分のどこを改善していくか?」ということにフォーカスして、相手の話を聞くようにしましょう。

人のせいにするのは簡単ですが、火に油を注ぐことになるので辞めておきましょう。

あなたの考えはすべて、表情や行動に現れます。謙虚な姿勢で受け止めるようにしましょう。

⑥相手の目をしっかり見る

謙虚な姿勢は持ちつつ、しっかりと相手の目を見てください。
自信がない目で見てしまうと、「こいつは反撃してこない奴だから好きなだけ言ってやろう」と思われてしまいます。

なので、オドオドせずにしっかりと相手の黒目を見るようにしましょう。

上司が怖い場合の3つの対処方法(普段の生活編)

①普段から時間、納期などの約束を守る
②ミスした場合はすぐに報告をする
③普段から大きな声で挨拶する
①普段から時間、納期などの約束を守る

約束を守ることを繰り返せば、人は嫌でも信頼されます。
そして、信頼されれば、小さなことで怒られなくなります。

もし、あなたが約束を守らないなら、信頼は1ミリも積みあがりません。
なので信頼を作ることが必要になってきます。
そのためには、積極的に約束を作る必要あります。

例えば、
・「○○までに、大枠を提出するので、ご確認お願い致します!」
・「本日中に議事録を先方に提出しておきます!」
などなど

普段から上司と約束を作って、それを守っていけば、信頼を積み上げることができます。

②ミスした場合はすぐに報告をする
あなたがミスしたとしても、いち早く報告すれば被害を最小限にすることも可能です。
だから、ホウレンソウはミスをしたときこそ大事になってきます。

ミスを隠しておくような人は怒られて当然です。
ミスを報告できない人は、自分視点でしか物事を考えていない証拠です。ミスをしたことによって、会社はどうなる?お客さんはどう思うか?ということを考えてください。

そうすれば、ミスなんて簡単に報告できると思います。

③普段から大きな声で挨拶する

声が小さくて自信がない人は怒られる標的にされやすいです。上司も人間なので、怒りやすい人、怒りにくい人がいるのは当然です。

だから普段から大きな声であいさつしておくことで、そういう人に対して牽制することができます。

また、毎日大きな声で「おはようございますっ!」と挨拶をしていれば、それだけで好印象ですね。

上司に怒られるのが怖いと感じないようにするには

「怒られる=進化のチャンス」という認識にシフトする

「怒られる」ということは、まだ伸びしろがある証拠です。
怒られることによって今まで自分では気づけなかったことに気づけるチャンスという認識に変えましょう。

想像してみてください。

今までの人生で一度も怒られずに、生活してきたら、あなたはどんな人になっていますか?
きっとワガママで人の気持ちを1ミリも考えないような人になっていると思いませんか?

怒られることは成長するためには必要です。
怒られることは恥ずかしいことではありません。
みんな怒られて成長してきました。
偉そうにしている社長も、怒ってくる上司もです。

また、怒られたからといって評価が下がるわけではありません。2回目に同じミスをしなければいいだけです。

なので怒られることは成長するチャンスというように考えるようにしましょう。

怒る側の立場になって考えてみる

怒るのもパワーを使いますし、色々と考えます。

例えば、

・どのように伝えたら、理解してくれるだろう?
・どう怒ったら仕事を早く覚えてくれるかな?
・俺のこと嫌いになっちゃうかもな?
・仕事が嫌いにならないかな?

などなど

ここで勘違いしてほしくないのは、上司はあなたの仕事に対して怒っているだけで、人格については怒っていないということです。

もし仮に、人格に対して怒ってくる上司がいれば、部署移動や退職を考えて良いと思います。そんな環境に居たら、あなたの心がすり減るだけです。

あなたが楽しくイキイキできる職場を見つけた方が、精神衛生上良いかと思います。

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