仕事が合わないから辞めたい?!辞めるべきか判断するポイントとは

仕事が合わなくて辞めたいなー」と考えているそこのあなた。
業務中は辛くて、早く土日が来てほしいと思いますよね。そのくせ、日曜の夕方あたりになると月曜日が静かに近づくことを感じて、憂鬱になっていませんか?

僕も「仕事が合わないから辞めたい」と悶々と悩んでいた時期がありました。
ですので、あなたの気持ちは痛いほど分かります。

今回この記事では、仕事が合わないと感じる4つのパターンと、具体的な解決方法に関して紹介しています。

それではいってみましょう。

辞める前にチェック!仕事が合わないと感じる理由は?

仕事が合わないなと感じる理由は、たくさん出てくると思います。ですが大まかに、この4パターンに分類することができます。

①仕事で使う『能力や適性』が合わない

②仕事で『上司や会社の方針』が合わない

③仕事の『業務時間や業務量』が合わない

④仕事の『人間関係』が合わない

それぞれ詳しく見ていきましょう。

①仕事で使う『能力や適性』が合わない

(例)

  • 「業務の適性」が「自分の適性」と合っていない
  • 一生懸命やっているのに、自分の成長を感じない。
  • これはすごく分かります。
    仕事が自分の適性に合っていないときは、やってもやっても苦しくなるだけですし、なかなか上達しませんよね。

    ベストセラーになった「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」という書籍。この本では、才能の見つけ方や、使い方に関して詳しく説明されており、その中で仕事で『あなたの才能』を活かしているときは下記の2つの特徴があると、説明してます。

    その2つとは、『1.習得が早い』と『2.満足感がある』です。ちょっと詳しく見ていきましょう。

    1.習得が早い

    同じ時期に学び始めた仲間よりも突き抜けて習得するようなものがある場合は、才能を活かしている可能性が高いです。

    新たな技術を学び始めた途端、配電盤のスイッチがすべてオンになったかのようになったことはありませんか? このような場合上は、手く才能を活かしているでしょう。

    2.満足感がある

    あなたが『あなたの才能』を活かしているときは、脳のシナプス結合は通常よりも強くなっています。

    なので、もし、あなたが何かを成し遂げたときに気分が良ければ、あなた自身は気づかなくても、自分の才能を活かして、仕事をしていたということが言えるでしょう。

    反対に「これはいつになったら終わるのか…」と考えている場合は、仕事に対して『あなたの才能』を全く使えていないことになります。

    悩めるサム
    俺に才能なんてないよ!こんなキレイゴトはもう聞き飽きたよ

    と思うかもしれません。

    でも、キレイゴトとか抜きにして、『才能』は誰にでも存在します。そして、あなたが考えている『才能』と、そもそもの定義が違うかもしれません。

    ここで僕が言っている『才能』とは、『無意識に繰り返される思考・感情・行動パターンであり、何かを生み出す力』のことを言います。

    例えば「頑固さ」「無神経さ」といった欠点でさえ、それが力を生み出すなら『才能』となります。そして先ほどお伝えしたように才能はだれにでもあります。

    悩めるサム
    才能は誰にでもあるのか…俺の才能ってなんだろう

    そう思ったなら、ストレングスファインダーで診断するのがオススメです!

    僕も、「才能なんてないだろ」と思っていた側の人間でしたが、実際に自分の才能を導き出すことができましたし、やって良かったと思っています。

    なので、もしあなたが、仕事の『能力や適性』が合わないと感じているときは、ストレングスファインダーで自分の強みや才能を見つけることをオススメします。

    ▼関連記事:ストレングスファインダーとは?概念からテストの受け方まで完全網羅

    ②仕事で『上司や会社の方針』が合わない

    (例)

  • 上司になりたい先輩像がいない
  • 社内の方針が合わない
  • 会社に将来性を感じない
  • これも、僕自身すごく苦しめられていました。

    ちょうど、僕が1年目だったときの先輩が、理不尽なことで僕に対してめちゃめちゃ怒ってくるんですね…。しかも社長や副社長までガンガン当たり散らすような人たとだったので大変でした。

    かつての僕の会社のように、『社員は奴隷のように働いてろ!そして売り上げはできるだけたくさん上げろ!疲弊してるやつは根性がないだけだ!』というスタンスの会社だと心身ともに疲弊してしまいますよね。

    現実的な解決策としては、この3つが挙げられると思います。

  • 役職を上げてあなたの発言力を強くする
  • 部署を移動する
  • 転職or独立する
  • (ちなみに僕は「転職・独立」を選びました。)

    ③仕事の『業務時間や業務量』が合わない

    (例)

  • 精神・肉体的ストレスが多い
  • 残業時間が多すぎる
  • 業務内容が多すぎる
  • 最近、日本人の働き方を変えようといった動きがチラホラ見られますが、実際のところ変わったところってほんのごく一部だと思うんです。

    まだまだ日本では『サービス残業=美徳』といったイケてない考え方が多いですよね。

    特に今の経営層のおじさん達がバリバリ働いていた時代は、働けば働くほど売り上げが上がっていく時代でした。

    でも現代社会にはモノが溢れすぎており、生産したらそれだけ売り上げが立つという大量消費社会では無くなってきているので、今ではナンセンスな考え方です。

    それなのにも関わらず、『長時間働く=偉い』という悪い風習が、無意味に引き継がれているケースって意外と多いですよね。

    具体的な解決方法は、この4つが挙げられると思います。

  • 役職を上げてあなたの発言力を強くする
  • あなたのスキルを上げる
  • 部署を移動する
  • 転職or独立する
  • ④仕事の『人間関係』が合わない

    (例)

  • 職場で孤立している
  • パワハラやセクハラを受けている
  • 一緒に仕事をする人と性格や考え方が合わない
  • これも死活問題ですね…
    本当に合わない人と同じ部署とかだと、仕事に行くこと自体が嫌になりますよね。

    人間関係が合わずに辞めたい場合は、まずは辞めるのではなく部署移動ができればベストですね。それか、中々難しいと思いますが極力関わらないようにするというのも一つの手です。

    具体的な解決方法は、この3つが挙げられると思います。

  • 部署を移動する
  • 転職or独立する
  • 信頼残高を積み重ねる
  • 悩めるサム
    どうしても関わらなければいけない場合は、どうしたらいいんですか?なんか良い方法教えてください!

    どうしても関わらなければいけない場合、その上司の信頼を一つづつ積み上げていくようにしましょう。

    ▼関連記事:仕事ができるようになる考え方⑨:信頼残高を増やせ

    が、しかし、どうしても常識で通用しない上司も世の中にいることも知っています。
    なのでそういった場合は、転職するようにしましょう。

    環境を変えるために転職することは、僕は甘えだと思いません。

    仕事が合わないで起きてしまう災難とは?

    ある調査で、社会人7~9年目の社員、つまり30代の社員に仕事に関するアンケートを取りました。その結果なんと30代社員の65.2%が、今の仕事に充実感を持って働いていない実態が明らかになりました。(『Mission Quest いま、働く30歳が危ない』引用)

    65%って半分上の人間が充実していないんですよ?

    こんな充実していない人が上司をやっている会社に、もしあなたが入社してしまっているのなら、あなたも充実しないことは当然です。

    たとえ、その上司が「もう少し続けようよ!辛いのは今だけだよ」と言ったとしても説得力は1ミリもありませんよね。

    仕事が合わないと、充実感が得られないだけでなく、色んな弊害が起きてしまいます。
    例えば…

  • 人生の3分の2がつまらなくて、充実しないものになる
  • うつ病などの精神病になってしまう
  • プライベートの時まで仕事のことを考えてしまう
  • 人生の意味が見いだせない
  • 自分がやりたいことが何もできずに人生が終了する
  • 人生の主人公ではなく、脇役になってしまう
  • 自由な時間が全くない
  • などなど、あげればきりがないです。

    仕事をする時間は人生のうち、3分の2にも及びます。もし今、あなたの仕事が合わないなら、人生の3分の2もつまらなくなってしまうので、さっさと辞めちゃっても問題ないと思います。

    仕事が合わないという理由で辞めても問題なし!

    あなたは、70億人の地球上の人間からしてみれば『』です。

    何が言いたいかというと、あなたは『仕事が合っていないから辞めたい』と思ったときに、心の中で、恐らくいろんな声が出てくると思います。

    例えば、
    心の声
    今までお世話になったのに、そんなに簡単にやめるの?
    心の声
    3年たってないと辞めるのは甘えじゃない?
    などなど。

    でも、この広い世界、さらには宇宙単位で見たとき、あなたの周りに人間関係や経済関係なんてものは、点でしかありません。ですので、気負いしなくても大丈夫ということです。

    よく『次の転職先を決めてから、転職するべき』と言われますが、ぶっちゃけそんなもの決めてなくて、行き当たりばったりで辞めても何とかなります。

    実際のところ、僕も会社を辞めてから、フリーターや治験などしていました。
    なんですが、今はなんとかなっているので、変に気負いする必要はありません!

    ただし辞める前には、できる限りスキルは盗めるだけ盗むことをオススメします。
    営業スキルや、マネジメントスキルなど盗めるものは精一杯今の会社から盗みましょう。
    その経験がいつかきっと役立つ場面が来るはずです。

    ※仕事が合わなくても、辞めないほうが良い場合とは

    ただ1点だけ仕事が合わなくてもあまり辞めないほうが良い場面というのがあります。

    それは仕事を始めてから3カ月以内の人です。

    物事はなんでも一番初めがパワーがかかります。車でもエンジンをかけるのが一番パワーがかかりますし、自転車に乗る練習をするときも、初めが一番大変ですよね。

    しかし、車なら一度エンジンがかかれば後はスムーズに進みますし、自転車は一度乗り方を覚えると、あとはいつでも乗れるようになりますよね。

    そして最終的には手放し運転とかしちゃうますよね?

    実は仕事も全く同じなんです。
    初めが一番大変なので、まだ新しい仕事を初めて3カ月立ってない場合は、その仕事があなたに合っているかどうか正確な判断ができません。

    ですので、初めの3カ月は基本的に頑張るようにしましょう。

    ただ、仕事がどうしても辛くてたまらないという場面は無理せず退職も考えましょう。あなたが再起不能になってしまえば元も子もありません。また一から始められる職場を見つけるようにしましょう。

    まとめ

    色々と長くなってしまいましたが、あなたの状況別に解決策を用意したので、ぜひチェックしてみてください。仕事の「何」が合わないのかによって解決策が違います。

    ①仕事で使う『能力や適性』が合わない場合の解決法

    あなたの強みや性格特性をまずは把握しましょう。

    ▼処方箋:自己分析沼に落ちた僕がオススメする「社会人のための自己分析ツールまとめ」

    ②仕事で『上司や会社の方針』が合わない場合の解決法

  • 役職を上げてあなたの発言力を強くする
  • 部署を移動する
  • 転職or独立する
  • ③仕事の『業務時間や業務量』が合わない場合の解決法

  • 役職を上げてあなたの発言力を強くする
  • あなたのスキルを上げる
  • 部署を移動する
  • 転職or独立する
  • ④仕事の『人間関係』が合わない場合の解決法

  • 部署を移動する
  • 転職or独立する
  • 信頼残高を積み重ねる
  • ▼関連記事:仕事ができるようになる考え方⑨:信頼残高を増やせ

    みんなにも教えて喜ばせてあげよう!

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